
※こちらはサンプルjpg画像になります。※配布はPNG形式となります。※グリーンの方が原寸大です。
本日の素材は絵本のようなクリスマス《twitterセット》となります♪
素材は日々一素材/パントリー『ichipan!(イチパン!)』
よりダウンロードできます♪

※こちらはサンプル画像になります。
絵本のようなクリスマス《twitterヘッダー、アイコン》zip
ダウンロードは『ichipan!(イチパン!)』より♪
海産物、スイーツショップ、手紙、金魚、観葉植物、ハロウィン、クリスマス各シリーズへのリンクは、サイドバーに格納しております。
また、サイドバーに格納している素材以外にも素材は多数ございますので、ご入用の素材が見当たらない場合はキーワードで検索してみてくださいね♪
建物写真の著作権の意外な落とし穴についての忘備録
昨日ちょこっと触れた著作権の話です。
とある事情により8日の配布の『クリスマスキャンドルイラスト素材』の内容を変更しました。
初回

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改訂版

何故かというと、初回のキャンドルポットの柄が実は建物の内観を加工したものだからです。
これまでくつきは建物外観に関してこのレベル↓での知識しかありませんでした。
Q:建物を撮影し、出版物に掲載することは、建築の著作権を侵害することになりますか?
A:一般に公開された建物の外観を撮影し出版物に載せるだけでは、著作権の侵害にはなりません(第46条-2)
日本写真家協会
で、今回のキャンドルの柄は『一般に公開された建物』⇒叔父の欧州旅行の教会の写真のステンドグラス部分を利用して加工したのですが…
まずはここでは『建物写真の著作権』に絞ってお話しようと思います。
『加工して使用』については、詳しくは、記事下の参考リンクより、東京工芸大学のPDFを御覧ください。
建物外観はOKでも、内観は要注意!
というわけで、前述しました通り素材に利用したのは『一般に公開された建物』の写真です。
「別段問題ないのでは?」
と初めはくつきも思っていたのですが…
ふと「あの写真外観だっけ?」というところ。
気になって先ほどの写真協会様『写真著作権と肖像権ページ』を読み進めると…
引用の続き↓
が、広告、パッケージなど商業的なものに利用するときは著作権者の許諾が必要です。
なお、建物の敷地内での撮影は、管理者の指示に従うと良いでしょう。なお、建物の敷地内での撮影は、管理者の指示に従うと良いでしょう。
日本写真家協会 写真著作権と肖像権ページ
とのことで、歴史的建造物や、入場料を払わなければ立ち入ることが出来ないスペースの写真には注意が必要とあります。
さらに別のサイト様の著作権に関するページですが…
特に、内観および敷地内で撮影された画像、歴史的建造物、神社仏閣、その都市のランドマーク的な建物については注意が必要です。
amanaimages その画像ちょっと待った!建物編 建物の写真にも注意が必要?
よく考えてみると、入場料を払ってもらって施設の維持が成り立っているわけですから、不特定多数の人間がブログで無料公開してしまっては、その施設の価値が半減しちゃいますよね。
使用した元画像を確認すると、ステンドグラス部分から光が透けておりその他が黒くなっていたので内観には間違いないかと思います。

恥ずかしながらこれまで建物関係はOKという程度の頭でしかなかったので、ステンドグラス部分の加工も「大丈夫かなー」と緩い考えで素材に使ってしまったのですが、念のために調べた結果上記の事実が判明しました。
『入場料を支払って立ち入れるエリアNG』も、自分の写真ならすぐに気づくところですが、叔父からもらった写真ということで、写り込んだ被写体の著作権には頭が回らず、叔父の写真著作の権利をクリアしたことだけで自分の中で終わってしまっていました。
昼間はOKで夜はNGの建造物って?
そういや歴史的建造物、その都市のランドマーク的な建物どちらにも該当する写真で思い当たる素材が…
くつきは一度ヘッダー画像素材として『エッフェル塔写真』を配布してしまっているんですよねー、大丈夫かな?(;・∀・)))
先ほどのamanaimages その画像ちょっと待った!建物編 建物の写真にも注意が必要?で、こんな一文も発見↓
【WORD】 エッフェル塔;えっふぇるとう
建物の権利で特殊なケースとして覚えておくと便利なのが、エッフェル塔です。建築物としての著作権はすでに保護期間を過ぎパブリック・ドメインとなっていますが、夜間のライトアップ装飾についてはパリ市が著作権を取得しているため、許可なく広告等に画像を使用することはできません。
夜間の画像のご使用をご検討の際は、ライツクリアランスをご利用ください。
ということで、パリ市が主張しているのは、ライトアップ時のエッフェル塔画像のようで、それを使用するには一定の手続きが必要とのことでした。
くつきの配布したツイッターヘッダーのエッフェル塔画像もたまたまライトアップ時のものではありませんでしたので、なんとかセーフだったわけですが…
しかし、叔父がライトアップ時の写真を撮っていたらたぶん使っていたと思います。
コワイ…((((;゚Д゚))))
にしても、昼間の写真はOKでライトアップ時はNGとか…気を付けているつもりでも落とし穴どこにあるのかわからないものですね;;;
結論は、高確率で「NG」
先ほどのランドマークには注意が必要の続きですが…
多くの場合、画像使用が法律に抵触することはありませんが、所有者からのクレームといったトラブルを未然に防ぐために、 事前に許可を取ることをお勧めしています。
amanaimages その画像ちょっと待った!建物編 建物の写真にも注意が必要?
ということで法に抵触せず、滅多なことではデンジャラスな事態には発展しなさそうではあります。
とはいえウチのようなフ素材配布ブログに関わらず、安全安心なブログ運用を心がけるために知っているに越したことはなのかと。
叔父の写真が「歴史的建造物なのか?」「入場料を払ったのか?」は本人も記憶が曖昧でよく覚えていないとのことでしたが、観光地なわけですしさらに教会という時点でどちらもイエスの可能性は高いです。
結論として、叔父の写真のステンドグラス部分だけを加工したキャンドル素材は高確率でNG。
十中八九問題にはならないであろうと思いますが、ビビリのくつきはガーベラや歴史的建造物でない一般的な建物外観などを加工したものに差し替えました;;
差し替えた手間と共に、今回調べたことを脳に刻みこみたいと思います。
ちなみに、写真素材を販売してサイトでも映り込みまで保証しているところは少なく、商業などで使用する際は基本的に個々に確認が必要となる場合がほとんど。
写真撮影者の著作権と、写り込んだ被写体の著作権は別なんですね。
まとめ
・建物外観は基本的に公開OK。
・歴史的建造物、ランドマークなどは注意が必要。
・建物内観(特に入場料を支払って立ち入るエリア)には基本的に公開NG。
・写真撮影者の写真著作権とその写真に写り込んだ被写体の著作権は別。
皆様も建物内観とライトアップ時のエッフェル塔の写真をブログ公開する際にはお気をつけ下さいませ♪
でっは〜(*´∀`*)ノシ
参考:コラージュ、アート作品の注意事項
コラージュ、アート作品の注意事項に関しては下記PDFがわかりやすです。

アート作品といえど、厳密に言うとパブリックドメインや著作権切れのもの以外ハッキリと問題ないと断言できるものはなく、さらに著作権切れの著作物だとしても権利は孫まで継承されるので著作者人格権を侵害するような作品はNGとのこと。
そうはいっても著作権切れでない作品を使用した作品もちらほら見かけます。
ただし、コラージュ等のアート性のある作品があまり問題にならないのは美術表現の範囲が狭まってしまうなどの理由から著作者から『黙認』されているというだけであって、侵害と判断して訴えることは可能ですのでご注意!

オススメ無料ツール
フリーツールやフリーソフトでもPhotoshopとは違った感じの効果を入れることが出来ます。



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